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第40回「血の涙」

今迄どうにも話と噛み合っていないように見えていた弁慶の情動が、
今回初めて話の筋と齟齬無く繋がった気がした。
前回の義経とのやり合いで心情が詳らかになったお陰だろうか。
弁慶の心情吐露が前回まで引き伸ばされていた事が改めて悔やまれる。
語尾の軽さが気になって仕方無かった滝沢義経の台詞回しも
いつの間にか落ち着き、事の成り行きを冷静に眺めようとする心境と見事に一致して聴こえるようになった。
お涙頂戴の腰越状の文面が大嫌いなのにも関わらず、
滝沢義経の朗読の段では思わずテレビの音量を上げてしまったよ。 ■情の兄弟

中井頼朝、凄い演技だったんじゃないでしょうか。
無断任官への勘気とか、弟への嫉妬心とか、
従来よく言われてきた頼朝のキィワードから離れ、
情と理という抽象的なキィワードの間で懊悩する頼朝の姿を見せ付けられた気がする。
脚本に不満があろうが史実に則っていなかろうが、
あの涙を見てしまったら納得するしか無い。(頼朝贔屓ですし)
滝沢義経の涙も良かった。
美しく飾り立てられた場面や聖人君子的な印象を醸そうとする台詞に辟易する事が過去多かったので、
それらの要素が削ぎ落とされた場面が新鮮に感じられ、
素の人物像に引き込まれてしまった。
まさか、終盤でそういう効果が出る事を狙っていた、、?(;´Д`)


■そして周囲の人々

曲がりなりにも公文所の長が書類を政子に横流し??
承久の乱で鎌倉の軍勢に上洛を進めた智者としての印象が強かっただけに、
今回の広元の動きは何とも微妙、、、(ノ_・。)
北条氏(というか政子)像を作る道具にされてしまったのだろうか(ノ_・。)
いずれにしても情を極めて理にまで通じてしまった政子には誰も敵わなでしょうけど、、。

しっかし、鎌倉幕府内部の勢力が上皇方と似たような事を考えているとまでは予想してませんでした……。
(丹後局の髪が知らぬ間にストレートになっていた事も予想外)
あれだけ上皇の目を引き付ける要素を持っている義経なのだから、
もう少し主人公を幕府存亡に関わる政治的な不安要素と捉える見方があっても良いと思うのだけれど、
それは次回の話で取り上げられるのでしょうか。


こんなに主人公と義経を褒めたにも関わらず、
次回一番気になるのは久々に見る安達盛長だったりするのは秘密です(・_・)
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2005/10/09 Sun in 義経
comment (2) | trackback (4) | edit

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コメント

この記事へのコメント

頼朝の「血の涙」
こんにちは。
頼朝が腰越状を読むとき、最初の文面と、読み終えたあと、音楽が何もないのが、ある意味最高の効果音の気がしました。
あれで悲しげな音楽がバックにあったら、盛り上げすぎてかえって失敗したかもしれないですし。

丹後局はかなり前、牛車か輿に乗っていたときもストレートっぽかった気がします。
あまりにも平家の女性陣よりくせ毛すぎましたしね…。

2005/10/10 Mon 14:45:49 | 里々 | URL | 編集

>里々さん
コメント有難うございます。
過剰な装飾が省かれるようになって、
漸く大河が面白くなってきたように思います。
素材は全て一流所ですものね。

仮にも寵妃が悪女を通り越して妖女になっては拙いという事なんでしょうか…。
毛利元就の時の加賀まりこが演じた侍女役のくせ毛は
良い感じだったと思うのですが、今回はハマらなかったんですね、きっと、、。

2005/10/11 Tue 20:51:56 | figue | URL | 編集

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2005/10/12 Wed 01:06:03 | ザクとは違うのよね

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