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B版とA版の話

ryiさんが紙のサイズについて言及されているのを拝見して、
学生時代の事を思い出した。
高校の時美術の授業を選択していた私は、
昔気質の頑固職人のような美術教師に、
「日本人の作ったB版規格の紙の美しさ」を
滔々とべらんめえ口調で説かれて以来、
隠れB版信奉者だったりする。
日本語を打ち出してみると、B版では収まり良く見えるのに、
A版ではどうも収まり悪く感じてしまう。横書きなら未だマシだが、
縦書きをA版に打ち出した日には(用紙方向が縦だろうが横だろうが)
奇声を発して破りたい衝動に駆られる。(実際にはやりません)
高校卒業後も大学文系学科に進み、
文系の研究室に籍を置いていた所為で、
一層A版嫌いに拍車が掛かった。
私の居た日本史研究室にある膨大な量の紙は、全部B版。
四方を囲んだ本棚の幅も全部B版に合わせてある。
提出するレポートも、論文も、レジュメもB版。
B版サイズの論文を敢えてA版にコピーすると、
書き込みの余白がたくさんとれるので、論文評を書く時だけ、
A版の紙を使っていた。
しかし、B版の紙に戯れる毎日にも少しずつ「国際規格」としてA版が入ってくる。
色々な資料(史料)がA版で担当教官の元に送られ始めると、
そこからが大変だった。
今までB版に合わせて調節していた本棚に、
A版の紙面が入り切らないのだ、、。
立てれば倒れ、横にして並べればはみ出やがる憎らしいA版!
仕方無く博物館の図表の棚(高さを多く取ってあった)に片端から入れていったが、
そうすると今度は分類がおかしくなる始末。
几帳面な人間が多かった研究室一同は、結局、
A版の資料群をB版にコピーし直して製本して本棚に収める事と相成った。

昔(私が大学生だった時分)は、そんな手間位でA版に対抗出来たが、
すっかりA版が主流となった今、研究室の棚はどうなってるんだろうなあ…。
当時、
「今後は国際基準のA版が主流になる。B版を使ってる文系は古い」
と理系学生の知人に言われたのだが、
全く君の言う通りになったね!
「美意識を介さない人間は消えろ」と言ったのは、
私の若気の至りだったと思ってくれ。
私は一人頑にB版主義を貫き通すよ…。

(ちなみに、横書きで左開きの雑誌もどうにも読み難くて、
似たような内容の雑誌があったら、絶対、右開きの縦書きのものを選んでしまう。
例えば、「VOCE」<「MAQUIA」とか。)

[参照]
オキナ株式会社規格・規定のあらまし
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2005/07/07 Thu in Text
comment (2) | trackback (1) | edit

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コメント

この記事へのコメント

TBありがとうございます。
いろいろ思い出がある人もいるみたいですぇ、B版。
周りにも何人かいました。

2005/07/08 Fri 00:12:31 | ryi | URL | 編集

97年
こちらこそTB有難うございます。
ryiさんの記述を拝見して、
色々な事を走馬灯のように思い出しました。笑
官公庁が書類のA版化を始めたのが97年頃らしいです。
今はもう全てがA版で徹底しちゃってるんでしょうかねえ。

2005/07/08 Fri 01:30:31 | figue | URL | 編集

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紙のサイズ
最近困るのは、紙のサイズだ。といわれて、ピント来る人は少ないかも知れませんね。

2005/07/08 Fri 00:11:37 | 雨ニモマケズ 風ニモマケズ

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